代表挨拶 -Greetings from the President-
未来へつなぐ建物の力、
そして人の力

岸野 浩之
当社は1974(昭和49)年2月、九州初の高層ビル窓ガラス清掃専門会社として熊本に誕生しました。
その後、清掃管理業務、設備保全業務、マンション総合管理業務、建築リフォーム業務、施設運営管理業務へと事業を拡大し、建物をトータルサポートする「総合ビルメンテナンス会社」へと成長いたしました。
2023(令和5)年には日本一のビルメンテナンス会社イオンディライト㈱の完全子会社となり、各種関連法規に基づく更なる体制強化や九州全域のお客様満足度を上げる会社へと進化してきました。
当社の営む「ビルメンテナンス業」は、あらゆる建物の環境を適正に管理し、建物を訪れる方やそこで生活する方、働く方に対して安全で快適な環境を提供し、建物本来の機能を十二分に発揮できるようにする使命があります。
建物とは社会活動の拠点であり、人々が衣食住を営むシェルターとして存在しています。環境変化にも適応する安全な建物、活動する上での安心は、すべての人々が望むことかと思います。
大きく捉えると地球上のあらゆるトラブルは日常生活とは程遠く感じがちですが、実は私たちの生活に直結し、社会活動を通じてあらゆる角度からメッセージを私たちに伝えてくれていると思います。そのメッセージを確実にキャッチし、当社業務において各法規制を遵守することは必須と考えます。
例えば「フロン排出抑制法」はオゾン層の保護及び地球温暖化防止を目的とし当社は定期点検を行います。「廃棄物処理法」においては生活環境の保全と公衆衛生の向上に基づき建物の美観を保ちます。消防設備点検は「消防法」に則り火災が発生した際に消防設備が正しく機能し人命や財産を守ることに繋がります。
そして、事業活動を通して社会貢献するには、人の力は何よりも重要と考えます。
設立当初は数名だった従業員は今では九州各地に1,000人以上となり、ビルメンテナンス業としての役割を幅広く展開できるようになりました。
その分、責任も年々大きくなってきています。
私は人間本来の力を信用、信頼しています。昨今の人口減は当社としては痛手ではありますが、社会に適合し優先順位を考え挑戦していく、従業員が専門性を身につけ「知識や技術」の向上をすることで、この環境変化は乗り越えられると思っています。
つまり、変わらぬ想いと変えていくべきこと、それを常に自らに問いかけ(ask)続けることが
「社会に無くてはならない企業」に繋がると考えています。
代表取締役 岸野浩之